👣「靴の歴史~ブーツ編」
1970年(明治3年)靴工場が開設される」。宮中の正服が洋装になり、紳士はサイドゴアのブーツ、夫人は編み上げ靴が作られた。
鹿鳴館で舞踏会が開かれ紳士は「七ツはぎ」夫人は中ヒールのボタン留め深靴を用いられる。
2019年ブーツは季節を問わず色・素材・デザインも多用に履かれている。富山の冬はゴアテックスを始め防水機能のある靴がお勧めである。
👣「足と靴の大きな力」高岡ボランティア協会 7月21日
滑川から伏木へ、途中雨になる☔
伏木コミュニティーセンターは伏木港添い。
駐車場には赤いウェアの方々が雨にもかかわらず待っていて下さる。
本日の参加人員は130名
スライドを用いて足のことと靴の事とをお話しする。
その後正しい靴の履き方を実践👞次に靴を履いて再度脱いでご自身の姿勢を正し足裏アーチの存在を確かめてもらう。
次に足趾ストレッチ👣「これだけを続けても、足裏のタコが改善しまーす(^o^)」
13:10~15:00 すべてギリギリで講演を終えました♫
足の趾の動き
人の歩きは踵から小趾、母趾へと趾の動きが重要です。足裏の3つのアーチは体重を支えるクッションとなり歩く時のあおり運動をスムーズにします。5本の趾がそれぞれ大地を掴むように立歩くと足裏の筋力が鍛えられ健康な歩き方になっていきます。それぞれの足にに合った靴、アーチを支えるインソール、5本趾ソックスは足の機能を引き出し、腰痛や膝の痛み、首や肩の凝りまで解し和らげ、体調を整えてくれます
バチュラー オブ シューフィッテング 中島 まちこ
歩くだけで病気の9割が治る!
あるドクターの節です。2018年はスポーツ庁も健康維持にウォーキングを提唱しています。FUN+WALKプロジェクト 歩くはスポーツ‼‼美しい歩き方を意識する事、基本の姿勢を身につけるだけで、膝の痛み、腰の痛みも軽減します。少し身軽にあえて歩く(*^▽^*)楽しく美しくを意識することで人生が変わるかもしれませんね(^_-)-☆
バチュラー オブ シューフィッテング 中島 まちこ
👠NPO法人 WISH 11年間の挑戦
第14回 日本整形靴技術協会 学術大会 京都大会
NPO法人 子どもの足を考える「WISH」は2006年に子どもの足のトラブルの増加を危惧した人々により設立された。発足の動機は日々子どもたちと接する中で、成長期の大切な子どもの足に大人と同じようなトラブルが発生し、増加している現状を変えたいという強い思いだった。しかし、個人の活動ではこの現状を広く認知させることは困難であり、同じ思い者が連携、強調することで一石を投じ進展できると考えた。メンバーは多業種で(医師、看護師、義肢装具士、シューフィッター、健康運動指導士、体育教師、保育士)で構成され、各々の立場から問題を提起し、活動の指針を示し、専門的なアドバイスを受けながら実践している。活動の一環として、園児が使用する上履き靴の研究で学会発表も行った。各地域では幼稚園、保育園、子育て支援センターなどで、靴の選択が足の骨格形成に影響することを講演会や子どもの足計測会で啓発している。この活動はメディアにも紹介され、発達障害児、ダウン症親の会、イクメンパパの会などサポートを広げている。これらの地道な活動により「子育て支援 富山賞を授与された。
🌺足と靴のイベント♬大成功☺
9月23日☀秋晴れ(*^-^*)たくさんの方々にご来場いただき無事にイベントを終えることができました(^^♪
《カースティン・リーヒェ氏、講演の概要》
整形外科靴マイスターは100年の歴史を持つドイツの国家資格!ドイツでは社会で活躍するには歩く事が重要であると考えられている。
歩くために人は人は身体の60%の筋力を使う。心臓から出た血液は足裏の血管から歩く事で上へ上へと心臓💛に戻る。骨は歩く事で丈夫になり関節は身体を動かす(歩く)ことで滑液を作り出し柔軟な動作を導く。そして光を浴び戸外を歩くと、ドーパミン(幸せ物質♬)が作られる。
足は身体の土台。身体を下で支えている。外反偏平足、開帳足などの足裏の歪みは、膝関節・股関節に捻れを引き起こし肩こり・頭痛と身体全体に影響を及ぼす。
ドイツでは中敷き(インソール)をフットベッドと呼ぶ。外反偏平足などアーチの崩れ、タコ・魚の目などの足のトラブルを改善に導くフットベッドはトラブルのない健康な人にも疲れを減らし歩くのを楽しくしてくれる。フットベッドは痛みを軽減し歩き易くすることで健康スパイラルを生み出す。
マイスターは更に足と身体の不具合、不調のある人々にインシュ―(靴型装具)を作り多くの日本の人々を幸せにしたいと願っている。
リーヒェ・カ―ステン氏 ドイツの国家資格である整形外科靴マイスターの資格をお持ちです。私共の店に2009年3月糖尿病の患者さんの靴を、とのご依頼があり靴底調整・インソール製作をお願いしました。それ以来66回当店ではマイスターチェックを開催、足の診断、靴づくり、インソール製作等をお願いしています。また、当店の3人のシューフィッター達も彼の指導を受けており今や彼女たちでインソール製作もしています。まさに彼は「足と靴のサイズ」のオーソペティマイスターであります。
上級シューフィッター 中島まちこ
歩行の主役「下肢」
股関節からの下の脚全体を下肢と言い人の身体は立つ歩くために作られています。下肢の筋肉は身体全体の40パーセント、下肢の重さは体重の33パーセント、一番下で身体を支える足の骨の数は身体全体の骨の数の25パーセント以上。
歩行能力の低下は日常生活にも影響を及ぼしますし、歩く事は脳を作り活性化させます。下肢の筋肉は歩く事で鍛えられ筋力は歳を重ねても鍛えることが出来ます。
積極的に動かすことで太く、強くすることが出来ます。足に対してはインソール、歩行に対しては靴型、靴底に注意を払うことで「歩く」力、下肢の力を高めることが出来ます。
👣パンプスできれいに歩こう♪
人は2本の足で立ち歩く事ができる。それは足裏に3つのアーチがあるから、アーチは立ち歩く時に自分の体重を支えるクッション、歩く時のバネ、血流を良くするポンプの役割を果たしています(*^▽^*)
ご自分のアーチの機能を活かすことが美しい姿勢や歩き方を可能にします。
まずは、それぞれの足の長さ、足の幅、太さに合った靴選びをすること。足趾を程よく動かせるパンプスが安定して歩けます。
バチュラー オブ シューフィッティング 中島 まちこ
👣立山のはなし
白い雪の立山は、新年は更に凛として感慨無量です。富山県でも滑川が一番立山と日本海に近い地。立山は滑川の1つのシンボルではないでしょうか。
立山は雄山3003m、大汝山3015m、富士の折立2999mの3つの峰の総称。雄山を立山と呼んでいます。また、氷河のある数少ない山。古くから信仰の山でもあります。
春夏秋冬、どの季節もそれぞれに美しい姿を見せてくれますし私たちの暮らしもさまざまに立山に守られています。
今年もこの滑川で美しい立山とともに穏やかに豊かな心で生きていきたいと願っています。
サイズでは毎月18日に美しい立山を眺めながら歩いています。ご参加、お待ちしています(*^▽^*)
バチュラー オブ シューフィッティング 中島 まちこ
👣冬はブーツでスタイリッシュに
日本での洋靴はブーツから始まっています。江戸末期、15代将軍・徳川慶喜、坂本龍馬がブーツを履いています。その後明治政府は軍靴として、革靴を国内で作らせ発達しました。袴姿で刀を持ちブーツで決めた竜馬の写真が残っています。撮影のためのもので、普段は履いていませんでした(*^^*)
靴は古代エジプトでは、権威の象徴でもありました。庶民が靴を履くようになったのは更にずっと後…生活様式が変化し靴が安価に手に入るようになって発展しています。今や靴は健康に大きな影響を及ぼすフットウエアとして認識されるようになりました。ブーツは足首から身体を安定させますので、多少ヒールがあっても安心。かっこよく歩きましょう(^_-)-☆
バチュラー オブ シューフィッティング 中島 まちこ
👣疲労を和らげる足裏反射区
足裏には身体の各部位や臓器と1対1でリンクする反射区があります。この反射区を刺激すると、身体の疲れを取り、体調不良を改善する事が出来ます。優しく、ゆっくり押し、もむと足裏も心も身体もリラックスし、代謝アップ出来ます(#^^#)今回はそれぞれの部位をご紹介、意識して歩いて体調を整えてみませんか?(*^▽^*)
バチュラー オブ シューフィッティング 中島 まちこ
№21・足の健康と清潔
夏は汗の季節💦足の臭いもきになります。
足の清潔が歩き易さや転倒防止に結びついていることをご存知ですか?
巻き爪・水虫(白癬)は靴の中とあしの皮膚にあるバクテリアが高温と湿度を好条件として爪や皮膚そのものの中で繁殖する事からも起こります。
足は心臓からも遠く血流やリンパの流れも滞りがち((+_+))更に合わない靴はストレスとなり
靴の中を菌は温床としてウオノメ・タコを作り爪を肥厚させ白癬までも引き起こします。
靴は3日に1足と靴の中を乾燥させること。日々足を清潔に
足趾の間も良く洗う事や爪の手入れをすることは靴の中での足へのストレスを減少させます。
足趾のストレッチはフィット感をアップして足の動きを良くします。
歩行は健康に生きていくのに大切な事なのに足は意外にないがしろにされていませんか?
足をよく見てあげて清潔にすることは
足のみならず、身体も健康にしてくれると考えています(#^^#)
№20・歩くのは脳に良い
脳を発達させる習慣、悪くなる習慣があるようです。(脳科学者 久保田 競先生の本より)
美味しいものを食べる、身体を動かすなどの快感を起こす刺激は脳を発達させます。
ゲームをする子どもにダメと言わず大いに楽しませることの方が親の脳、子どもの脳にも良いようです。
脳幹の中に副側被蓋野(ふくそくひがいや)という領域があり、ここが働くとドーパミンが分泌されます。
思考や記憶力、運動能力や知力はドーパミンの影響を受けます。歩きながら考えるなどの行為が脳を刺激します。
家で本を読むのは脳に良いと思われがちですが、外へ出て他人とコミュニケーションをとる方が脳を刺激します。
ウォーキングはボケ防止に良い習慣。また、子どもの脳は歩く事で成長発達するのです。
(赤ちゃんは脳が出来て歩けるようになるのではなく、歩く事で脳を発達させます)
大いに歩き脳を刺激する習慣づくりの為にも靴を見直してみませんか。
№19・靴の歴史 男性用ハイヒール
ハイヒールは女性の足を美しく見せさらにスタイルもシャープに見せるおしゃれ靴。
でも、古きヨーロッパでは男性も履いていました。
日本人は世界の中でも清潔を好む民族。古い昔からトイレを厠屋と言い、家の外に小屋を設けて手洗いもきちんとしてきました。
今でもトイレには専用のトイレ用スリッパが使用されています。
しかし昔のヨーロッパにはトイレが無く、かのベルサイユ宮殿でも美しい庭は貴族のトイレとして花や木陰で用が足されていたという事です。
一般の人々は汚物を外に捨てていたため道路はとても汚れた状態、人々はハイヒールを履き洋服の裾を汚さないように注意しました。
また、ルイ14世好みの靴はルイヒールと呼ばれていました。
足に合ったハイヒールはスタイルを良く見せてくれますが、長時間の歩行には向きません。
TPOに合わせて素敵に履きこなしませんか?(*’▽’)
№18・靴の歴史 日本の履物
日本の伝統の履物は草履・下駄と思われていますがクツ(沓・履)の歴史の方が古く聖徳太子の肖像画には沓を履いています。
この時代は貴族の正装の履物で大陸から伝えられ木や布で作られています。
また、東北や北海道では寒さから足を守るために、狩りの獲物の皮でつくられたブーツのようなものもありました。
下駄は水田のぬかるみにはまらない為に農作業の道具として使われていたものが変化・発達したもの。
草履は草や木の皮で作られたものですもともとはわらじ(草鞋)として稲藁で作られ長い時間履くためにサンダル状に足にくくりつけられました。
家に入るときは履物を脱ぐ習慣のある日本では鼻緒のある履物は大変重宝で下駄や草履が履物の主流になり沓は特別なものとなりました。
№17・女性だから外反母趾になる
女性は男性に比べて圧倒的(10:1)に外反母趾になり易い。(ハイヒールを履かない人でもその1/3は外反母趾になる)これは骨が柔らかいから。
●遺伝も、背が高い・鼻が高いといった骨格の特徴はお母さん、おばあさんから受け継がれた素質素因です。
●関節が柔らかく足のアーチが低く平らで、親趾の長いエジプト型の人
●決められた(安全靴・プレーンパンプスなどといった)靴で長い時間立ち仕事をしている人
こうした条件が揃うと外反母趾になり易いのです。
№16・足を守る【老化は足から】に科学的根拠
ひとの人体の老化は歩く事が不便になることから始まります。
私たちは心臓が衰えて手足の動きが鈍くなると思いがちですが実はちゃんと心臓は働いているのです。
ところが手足の末梢の血管がもろくなり弾力も失われるため心臓は今までの2~3倍以上も
働かなくてはならなくなります。
高血圧や心臓病は血流が悪くなるからおこります。
姿勢は踵から47%の位置で立つのが美しく楽な姿勢、ところが老化は人の姿勢を前屈みにします。
運動は身体全体の調和をとり足裏のバランスを良くします。
更に歩くと血流が良くなりストレス解消できます。老化が現れるのは末梢、手足から。
運動(歩く)は老化を防ぎ活力を与えてくれます。
足を保護し、足の機能を守る靴は老化予防にも重要です。
№15・足・靴・汗・趾(H26.5)
足は身体の中で汗腺が集中している部位、足の汗は1日コップ1杯ともいわれます。
汗には亜アポクリン性とエクリン性があり精神的な緊張や興奮、疲労がたまった時に出るのがアポクリン性の汗。
「手に汗を握る」「冷や汗をかく」はこの汗のことで有色有臭・不快な臭いの原因です。
エクリン性の汗は気温の変化などに対応する温度調節の為の自然な汗。
足の指を趾と表すのは趾もまた歩く時、前・横に滑るのを止めて歩くのです。汗はここでも活躍します。
靴選びはその点も考慮する必要があります。
靴の中の嫌な臭いは靴が足に合っていないからかも